卵の燻製

CMでおなじみになりました卵の燻製、通称「燻玉」です。

初めて燻玉を作った時は、ゆで卵に煙を掛けただけだったので、好評ではありましたが何か物足りない印象でした。

燻製製作のバイブルである「ホームメイド・スモークを楽しむ」(片山三彦・著)によると、やはり味付けが必要であるようで、本を参考に再チャレンジしてみた。

 

 レシピ

基本のつけ込み液は水1リットルに塩50g砂糖70gである。

本にはタバスコを小さじ1加える事になっているが、タバスコが手元に無かったので、少量のホワイト・ペッパーを加えてみた。

この辺りのスパイスの調合は各自の好みでOKである。基本はシンプルに。素材をあまりいじらないのがコツである。

 

つけ込み時間によって塩加減も変化するので、濃いめが好きであれば最長で2日、通常は一晩でもしっかりと味が付く。つけ込みはビニル袋で行うと液が無駄にならなくて良い。

 

ゆで卵は殻を剥くと細菌が繁殖しやすいので、手を十分に洗う、道具は消毒するなどの配慮は必要です。

 

殻を剥いたゆで卵(固ゆで、半熟などお試しを)を、液に漬けて一晩冷蔵庫で保存したあと、表面の水分をふき取って燻煙器に入れます。このときにアルミホイルで受け皿を作って卵を立てる様にします。

 

我が家の場合は熱源は七輪の炭で、その上に山桜の枝をチェンソーで砕いたものを載せて燻煙します。チップについては好みもあり、広葉樹ならほとんどのものが使えるようです。経験ではやはり桜が失敗が少なく美味しくできます。

 

燻煙は80〜90℃で1〜2時間が標準ですが、50℃以上なら煙は掛かりますので、その辺りは好みで良いでしょう。低温なら時間を延ばせばOKです。時々、卵をひっくり返して煙りが均一にかかる様にしましょう。

 

完成(だと思ったら)取り出して、しばらく置いて煙りが落ち着いてから食します。できたての場合は、煙の酸味を感じる事がありこれは木酢液の揮発成分が残っている為です。一時間ほど置いておけばこのトゲトゲした香りは消えます。

 

卵とは思えない味で、まるでスモークチーズの様になります。

ここはお洒落にワインや洋酒系で食すのが通ですな。もちろん日本酒や焼酎のあてにもどうぞ。

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