燻煙器の製作
燻煙器とは、燻製の煙を掛ける箱または装置の事である。 今までにも何度か燻製は製作して来たが、最初はいらない一斗缶を2つ使って燻煙器にしていた。しかし、それも朽ち果てて使えなくなりその次は燻煙の度にダンボール箱で即席の燻煙器を作っていました。
いつまでもこのままでは燻製製作も面倒になるので、廃材利用で木製の燻煙器を製作してみました。大きさは□400×H900で下部300mmは手前から七輪を出し入れできる様に開口にしてあります。 一番下の網は素材の落下防止用で二番目はバーベキュー網を切断して取り付けた常設の食材置き網です。
網を設置できる根太は常設網の上部200の所にもう一段設置してありますが
一番上のつり下げフックから大きな物もつり下げられる様に普段は網を置かない事にしています。
燻煙器の屋根の部分は適当なコンパネを置く事にします。 燻煙中には煙の濃度や温度管理が必要で、それは七輪の炭の量と屋根の開け具合で調整するのです。 本当であれば燻製は温度管理がとても大切で、まともな燻煙器には必ず温度計が付けてあるものであるが、我が家の場合は温度計はそのうち付ける事にして温度管理は煙をさわった感触で行っている。 火を使うものに木製の燻煙器で大丈夫?かと思われる方も居ると思うが、炎を上げない様に注意する事と、木の発火点は意外に高いという事を理解していれば安全である。しかし、注意は必要である。 木製であることの利点もある。それは保温性が高い事である。燻製において意外に盲点なのが、燻製は温度が必要だという事である。温度が低ければ煙が掛かりにくいので時間が掛かってしまうのである。
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