ご近所ぶらぶら生駒山 2001年12月1日

ご近所の話題すぎて恐縮なのですが、電車にもバスにも乗らずに
手軽でゆっくり出発しても大丈夫な散歩コースとして生駒山によく登ります。
だいたい15〜30km程度なので時間にして4〜7時間程度ですかね。
とてもマイナーな山なので、山上遊園地以外は静かな山歩きです。
思えば、25年前に始めて登った山でもありますし長いつきあいですね。


               今回のルート

今回のコースは家から歩いて生駒山の稜線に登って「生駒全山縦走コース」を
南に歩いて信貴山まで行き、奈良県側に下りて再び十三峠に登って縦走コースを
戻るという道のりでした。距離にして28km程度です。
自宅を9時頃に出発し、近鉄瓢箪山駅まで歩きます。
そこから登りに入りますが住宅街を抜けて郷土博物館を過ぎると本格的な山道に入ります。
ここまでで約45分かかります。ここから山道を府民の森「ぼくらの広場」まで約30分ほどの
登りになります。ぼくらの広場は芝生の広場になっており丁度良い休憩スポットです。
くまさん的には疲れる距離ではないのでノンストップで縦走路に入ります。
ここから「鳴川峠」「鐘の鳴る丘」「十三峠」まではそれなりに人通りも多くなります。
十三峠は十三の塚があるのでこの名が付いています。
これを過ぎると道も細くなり人通りも少なくなりますが登山道は整備されており
なんの心配もありません。上空の飛行機が近く感じられるようになると
航空施設(ビーコン?)の横を通り過ぎます。この付近からの大阪平野の眺めは
なかなか素晴らしいものです。


        大阪平野(東大阪方面)の眺め


         航空施設と生駒山頂方面

順調に歩いて宗教団体施設を過ぎると
高安山と信貴山の分岐になります。ここから信貴山方面に向かって約20分で
信貴山頂上の空鉢堂に到着です。ここは役行者が開いた霊場で線香が絶えません。
お参りを済ませて山の裏手で昼食にします。時刻は13時になります。


         信貴山山頂からの眺め


       信貴山の紅葉の様子

ここから信貴山奥の院という看板に従って山を下りて行きますが
途中で道標が無くなり、道がわかりません。
山沿いに走る立派な農道を北に向かって歩く事にします。
この農道沿いの紅葉も見応えがあります。
無茶苦茶なスピードで走っている車もいますので注意して歩きます。
しばらく歩くと十三峠への登りに入ります。
自然が沢山残っているのですが、道端には不法投棄されたゴミが散乱しており
悲しい気持ちになります。
いよいよ十三峠に戻ってきましたが、なんとここから大阪側は二輪車通行禁止です。
いつも越える暗峠よりも数段立派な道で安全に山を越えられそうですが、
馬鹿な走り屋の為に通行禁止になるというのは納得できない話ですね。
さて、徒歩には関係ないので峠から稜線に入って鳴川峠方面に戻ります。
信貴・生駒スカイライン沿いの山道を歩くのですが、スカイラインの紅葉も
紅葉(もみじ)が鮮やかです。


          スカイラインの道端にて

さて、鳴川峠に到着し、ここからは鳴川谷を下る事にします。
小川が流れて砂防ダムや湧水があるので道は濡れて滑りやすくなっています。
途中の霊水を汲んで街に下ります。
排気ガスと車の多い狭い道を用心深く歩いて16時頃、自宅に到着です。


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